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SNSなどの功罪

[2025.07.07]

世の中は、SNS などに踊らされている流れです。政治の世界でも、前回の兵庫県知事の選挙のように、SNS の情報に踊らされて、冷静に考えれた自分の判断とは異なる投票をしてしまった方も多いでしょう。

SNS の最大の盲点が、ほぼ全ての発信が匿名である、ということです。匿名ですとその書いた内容に責任を持たなくていい、と考える人がほとんどで、いわゆる言い放題 状態になっています。ですから、思っていること、特に悪口については何倍も誇張して書いているのです。(現実にはそのサーバーを調べれば発信元はわかりますので、裁判所の許可を取れば特定されてしまいます)

また、いわゆる口コミについても、書き込むのが趣味の人以外では、そこで気に入らなかったことが少しでもあれば、その些細な事を常にあるかのような書き込みを行うことはあるのでしょうが、いい口コミはほとんど書きませんよね。

その口コミを信用していいのかどうか、という面白い記事がありましたので、紹介しておきます。

口コミで後悔した人は約9割! それでも信じたくなる口コミの“共通点”とは?

口コミを信じてがっかりした経験が89%もあるという調査結果のようです。

口コミで他院へ行かれて治療を始めたのだが、全く見当はずれのようで、当院へこられて、治療を変更して徐々に状態が良くなってきた、という方が結構いらっしゃいます。食事などの失敗、は無かったことにしておこうか、というのも有りでしょうが、取り返しのつかない失敗をしないためには、信用のできる情報をしっかりと見極めることが必要でしょう。

Facebook は記名が原則ですので、全くおかしいよという書き込みは比較的少ないようですが、最初から偽名でも登録できますし、アカウントの乗っ取りもあり得ます。必ず正しいとも言い切れないかもしれません。

現代人は、取得できる情報量が爆発的に増えています。いい情報、捨てるべき情報を見極める力がますます必要とされてきています。

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