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エコー検査

[2017.02.14]

超音波断層法、いわゆるエコー検査です。

歴史は比較的古く、40年ほど前に実用化されていました。最初は、単に超音波を発射してその反射を時間毎に聞いていく機械が開発されました。それを直線上に点として記録していくと、何かがあるかどうかが図としてみる事が出来ます。原理としては、魚群探知機と同じ物です。この結果を組み合わせると、平面画像でお腹の中の様子が見えるようになりました。

次に、動きに応じて反射された超音波の周波数(音の高さ)が変化する事(ドップラー効果)を利用した、胎児の心拍を聴く(見るではないですよ)ために作ら、今でも広く使われている胎児心拍ドップラー検査装置(超音波ドップラー聴診器)が普及しました。ドップラー効果は身近に体験できて、一番耳にするのが、救急車のサイレンの音は、近づいてくる時と離れていく時で音程が違いますね。それを利用した、動きを音として感知する装置です。最近では、一般向けにも安価なものが販売されています。

その魚群探知機の様な機能を小型に押し込めた装置が、今の超音波断層装置です。当初は、平面の画像を描く事しか出来ませんでしたが、今では、その平面画像を前後に組み合わせ、画像処理を行ない、立体的な像へ組み立てる事が出来るようになりました。3-Dの画像です。それを高速に行う事で、立体的な動画が作れるようになりました。4-Dと呼ばれる動画です。その機能を持つ装置も徐々に価格も下がり、個人クリニックでも購入できる程度になりました。

赤ちゃんの全身の様子や、特に顔などがリアルに観察できます。たまに、指をしゃぶっている様子や、あくびを見る事が出来ます。

当院では、その動画をDVDへ保存してお持ち帰り頂くサービスも行っています。ご希望の方はスタッフへ

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