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端午の節句

[2017.04.30]

今年も、ゴールデンウィークとなり、毎年恒例の、空港の出国ラッシュ、高速道路の渋滞がニュースになっています。町の中は、車の数もかなり減り、どこもスムースに走れます。

病院は、休みと余り関係ありませんが、外来はお休みしています。ですが、診療報酬の事務仕事がありますので、事務もお休み、という訳にはいかないのが、医療関係の辛い所です。

ところで、5月に入ると端午の節句ですね。病院にも、それに因んだ小さなタペストリーを吊ってみました。

端午とは、5月が午の月にあたり、また「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、月の始めの午の日のことです。午の読みが5に通じる事で、5が重なるこの月の5日を、五節句の一つ「端午の節句」として祝う様になったようです。同じように、奇数の月番号と日番号が重なる3月3日、7月7日、9月9日と、1月7日が節句になっています。

端午の節句は、別名「菖蒲の節句」とも言いますが、邪気を追い払うとされる菖蒲を門に掛けたり、菖蒲湯(菖蒲の束を浮かべた風呂)に入る風習が残っています。

菖蒲は、「尚武」と同じ読みで、また菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、江戸時代頃より男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。

この時期に楽しみがもう一つあります。「ちまき」と「柏餅」です。

元々、この日は夏至に近く、楚の時代には疫病の蔓延が起こらない事を願い、防腐効果があるとされるササで巻いた餅を食べる習慣があった様です。ササの葉の風味がとても好きです。

柏の木は、次の新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていった様です。柏餅は、近所の鹿島神社の参道に多くの店が出ています。昔から有名なものですね。

 

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