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匿名の社会

[2021.10.15]

Twitter で、野党を強力に批判していた、Doppi というアカウントの本体が、ある広告会社であることが、攻撃された野党党首からの開示請求によってわかったようです。しかも、その広告会社のスポンサーに自民党が絡んでいたようで、政治的な姑息な行為であった可能性が極めて高くなってきたようです。

Doppi は多くの動画を投稿していますが、自分の都合のいいように編集されており、先日の国会で、尾身氏が答弁したところに野党から批判が入ったようにみえる画像も、実際には安倍首相への批判だったのですが、その直後がカットされ、尾身氏が登場する画面が繋がれていたため、尾身氏への批判と思われるように、恣意的に編集されていた物です。

報道の世界でもインタビューなどで行われていて注意しておかなければならないのですが、インターネットでは、匿名であることをバックに、このような恣意的な意見操作が意図的に多く行われており、それを信じさせられてしまった一般の人が、誤った方向へ誘導されている事例が多くあります。

一方、署名されている記事でも、特に、一部の開業医などが、コロナワクチンは裏の政治の陰謀だ、という説をどうどうと振りまいています。それを本として出版までしています。(書いた本人は、ワクチンを接種していることも多いですが)それを信じる人がいるのが不思議ですが、ある意味、カルト集団、少し前のオーム真理教が大きな問題となりましたが、として、正確な知識を持たない人を洗脳して操っている、という性格をもっているものと思われます。

正しい本当の情報は何か、という識別ができるように日頃から気をつけていかないといけない、ということを、しみじに考えさせられます。

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