羊水染色体検査
妊娠中期にお母さんのお腹から羊水を採取して、その羊水中の細胞を用いて染色体分析を行い、常染色体異常、性染色体異常、赤ちゃんの性別などを調べる検査です。
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検査費用は保険適用外です。
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検査結果が判るまで約3~4週間かかります。
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21トリソミー(ダウン症)などの染色体異常の赤ちゃんの診断に有用です。
(100%診断可能ではありません。) -
検査時期は16~18週頃に行います。
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これらの分析結果が正常であったとしても、他の原因による異常が存在することも否定できません。
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ごく稀に、これらの分析結果が、児の状態を正しく示していないこともあり得ます。
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羊水採取や、この細胞培養が不成功のこともあります。
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羊水穿刺によって(およそ0.3%の確率で)流産が引き起こされる場合があります。
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羊水穿刺に際し、針の刺入部位の痛みや子宮の緊張をともなう場合があります。まれに、子宮からの出血が起こることがあります。
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検査には入院が必要です。
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当院で分娩を予定されている方が対象です。
羊水検査を受ける、受けないはあなた自身の意思で決めることであり、決して強制するも ではありません。
もっと詳しく検査のことを知りたい方はお気軽にご相談ください。