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赤ちゃんの泣き声

[2017.06.20]

赤ちゃんは泣くのが仕事、とよく言いますね。

赤ちゃんは、まだ言葉を話せません。発音するという事は非常に複雑で難しい作業で、口、舌、喉などをうまくコントロールして色々な高さの音(色々な周波数)を出せる形にして、さらに声帯を上手に震わせる、という作業を同時に、さらに連続的に行っているのです。これが上手にできる様になるのは2歳以降でしょう。

ですが、耳の発達はもっと早く、妊娠24週頃より聴覚が発達を始めると言われています。その頃には。まだ空気の世界にいるのでは無いので、主に振動として伝わった音を、骨伝導できいているはずです。低音は余り聞こえず、高音が主な様です。丁度、水中スピーカーを設置しているプールの中で潜っているいる時に聞こえる音と同じです。

初めは単なる音として聞こえているのでしょうが、妊娠32週頃になると、次第に単なる音と意味のある音の聞き分けている様です。その中でも、お母さんの声をしっかり聞いていて、ある程度はその意味を理解している可能性もあるようです。

産まれてくると、周りの人の声も聞こえてくる様になり、急激に言葉を覚えます。その意味もおぼろげにわかってくるのでしょう。

赤ちゃんも、色々と言いたい事はあるはずです。その一番は、お腹が減った、眠たい、遊んでほしい、などでしょうね。それらを泣く事で、表現しているのだと思います。

赤ちゃんが泣いているとき、何をしてほしいのかを考えてみると良いですよ。(なかなか難しいですが)

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