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手術室

[2017.02.17]

医療系のドラマなどで、手術室のシーンをよく見る様になりました。

実際の手術室で、ドラマに出てくる様な立派な手術室は少なく、特に、天井付近から手術を見学できるガラス張りの部屋がある所は、大学病院以外ではほぼ無いと思います。大学病院でも、神戸大学病院の2世代前の手術室には上から手術を見学できる様な部屋が作ってありましたが、その次世代の手術室ではそのような部屋はありません。

最近はその替りに、手術室にテレビカメラを取り付け、その画像を記録したり、配信したりする所があるようです。

もう一つ、気をつけてみていただきたい所が、手術室には、独特の色がある事です。おそらく、世界中で共通の色で、薄い緑色〜水色です。手術室の壁や天井、大きな機械などはこの色が使われている事が多いです。実は、この色は赤の補色で、その色で手術室を作る事で、手術中の医師や看護師の目の疲れを軽減する事が出来ます。

手術着も、多くが緑色か青色のシャツ・パンツか、ワンピースです。あの色は、そのような意味がある色なのです。

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