大晦日
大晦日です。
晦日とは、 月の最後の 日の事、大晦日は、その最後の日、つまり年末です。
大晦日には、私の大きな仕事があります。それが、元旦のお雑煮の用意です。
全国地方によって、雑煮はいろいろと種類があります。関西で一般的なものは、味噌仕立て、野菜を揃えた物だそうです。特に、京都では白味噌を仕立てのものだそうです。また、澄まし汁仕立てのものも、関東にはおおいようです。
具材もさまざまで、野菜中心のものから、魚をまるごと入れるなど、バリエーションは多いようです。
変わり種では、香川の方では、白味噌仕立てのなかに、あん餅が入るそうです。あるうどん屋さんから年末セットの案内が届き、ふと注文してみれば、年越しそばなどといっしょに、あん餅が入っていました。さて、どうやって食べましょうか。
私の実家では、澄まし汁の雑煮です。関西では少数派です。具材が少し変わっています。人参、大根、三つ葉などの標準的な野菜がはいるのですが、それと、ブリを一口程度の大きさに薄切りし、白焼きにしたものが入ります。十分に火を入れるので、カラカラになっています。それを私が焼いています。
かなり珍しい様で、同じ様な雑煮は他に見たことはありませんね。
ブリは、出世魚で、大きくなるにつれて名前が変わり、最後の方は、ツバス、メジロ、ハマチとなり、一番大きいものがブリです。出世をはたしたブリを雑煮に使う、ということです。目出度いことです。
来年も、宜しくお願い致します。