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ヒトパピローマビールス

[2019.05.10]

ヒトパピローマビールス(HPV)は、主に疣贅(いぼ)を作るビールスで、多くの人が持っているとされています。その中に色々はグループがあり、130種類ほどに分かれていて、それぞれ動きが違います。

その一部が、子宮頚がんの原因であることは広く知られており、特に癌化を引き起こしやすいものが13種類あります。その中で特に癌化の傾向が高い2種類についてはワクチンが開発されており、ヨーロッパでは70〜80%の接種率があり、子宮頸癌の前期状態(いわゆる前癌状態)が確実に減っており、将来的に子宮頸癌の発生も大幅に減少するだろうと予想されています。

日本でも接種が可能ですが、日本での接種率は数%程度ですので、子宮頸癌の発生も、統計では判別できない程度のごく僅か減少するだろう、つまりほとんど変化は無いだろうと予想されます。

当院では、機会をみて、健診時にこのビールスの検査をお薦めしております。市町村の個別健診や、ドック健診はいい機会です。

この数年でそれぞれ数百人の方が検査を受けられていますが、個別健診で7%、ドック健診で5%の方が陽性でした。陽性の方には、1〜2年ごとの子宮がん検診を受診されるようにおすすめしています。

結果が陰性の方、つまり、HPV の感染が無い方でも、子宮がんの発生は比較的少ないようですので、数年ごとの子宮がん検診が必要です。

欧米では、子宮頚がん健診として HPV の検査が行われており、この陽性の方に細胞診を行なっています。将来的には、日本でも同じような検査体制に変わっていくと予想されています。

HPV の検査は、原則自費の検査ですので高くなりますが、非常に有用な検査です。機会をみて、ぜひ検査してみてください。

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