帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンの予防接種が始まっています。年齢限定で公費の補助制度がありますが、接種されるかたは多くはないです。
帯状疱疹は、体に帯状に、赤い発疹があらわれ、その部分のピリピリやズキズキする痛みを伴います。痛みが強いと、風がふくだけで強い痛みを感じることもあるようです。顔にできることもあり、眼の周辺に出た場合には失明する危険もあります。
原因は、水ぼうそう(水痘)を起こすウィルスが原因です。このウィルスは感染を起こすと発熱・発疹などを引き起こしますが、その後ウィルスは消えることなく体内に残ります。特に神経節という神経が分岐する部分に残ることが多いです。水痘にかかったことがある人では、誰でも起こす可能性があります。
水痘のワクチンは、幼児期に接種されており、接種された方では数十年間は水痘ウィルスに感染することはほぼありません。
全員にワクチンを接種していなかった世代には、子供が水痘にかかっていました。その時にその家族に感染をおこします。大人はほとんどの方がすでに感染しており、その免疫を持っていま空ので、感染しても発病はせず、逆に抗体が上昇し、免疫がさらに強くなっていました。そのために、その後も免疫が持続されていたと考えられています。
現在は、ほぼ全ての50歳以上の方、特にワクチンを接種していない世代(概ね50歳以上)の方では、ウィルスへの抗体が下がり、免疫が消えていることが多いです。そのために、隠れていたウィルスが再び活動を始め、症状をだすことがあります。
ワクチンによって帯状疱疹が防止できるだけでなく、次のような効果が期待できることが確認されています。
- 血流障害による認知症のリスクが50%低下
- 血栓のリスクが27%低下
- 心筋梗塞や脳卒中のリスクが25%低下
- 死亡リスクが21%低下
ワクチンは2種類あります。
生ワクチンは1回だけの接種ですが、有効性がやや低く、数年程度で効果が半減するとされています。
不活化ワクチンは2回の接種(2ヶ月間隔)が必要ですが、有効性が高く、効果の持続も10年見込めます。
是非、ワクチン接種をご検討ください。
本年度の補助は、加古川市では50歳以上の方で、接種1回ごとに、それぞれ、4000円、または10000円の補助があります。(2026年3月で終了)
または、令和7年度より始まった定期接種は、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の方が対象です。令和11年まではその年齢の方(100歳以上の方は令和7年度のみ)が対象になります。接種への補助として、それぞれ、4000円、または11000円の補助があります。
定期接種をご希望の加古川市の方は、■オンライン申請システム で入力し、予診票を記入の上ご持参ください。
稲美町の方は、「稲美町オンラインシステム」から申請してください。
播磨町の方は、播磨町高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種予診票・接種券及び助成券交付申請書 を記入し、健康福祉課健康係(5番窓口)で申請してください。
なお、2回接種は2ヶ月の間隔が必要です。1月中に1回目を受けていただくことが必要です。お早めにご相談ください。
