子宮頸がんワクチンの公費接種には期限があります
子宮頸がんワクチンの接種が再開され、多くの方が接種されています。
公費で対応できるのは、9 価のシルガード、4 価のガーダシル、および、2 値のサーバリックスのみです。
9 価のシルガード ( 海外名称 ガーダシル 9 ) は、2価・4 価ワクチンの 60% という有効性に対して、90% という高い有効性があり、現在の接種の主流となっています。
平成 9 年以降生まれの方へのクーポンは 3 年間となっており、令和 7 年 3 月で、残り 1 年程度です。接種に 6 ヶ月以上かかることを踏まえて、出来るだけ早く接種されることをお薦めします。
定期接種の対象は、
平成20年4月2日〜平成25年4月1日 が誕生日の方です。この方は、16歳になる年度末までに3回の接種を受けてください。
平成18年4月2日〜平成20年4月1日 が誕生日の方も、同様に受けていただくことになりますが、特別措置として、令和7年3月31日までに3回の接種を受けることができます。
平成9年4月2日〜平成18年4月1日 が誕生日の方も特別措置として、令和7年3月31日 までに3回の接種を受けることができます。この方では、接種券は、令和4年5月頃に送付されています。手元に見当たらない方は、市町村役所に問い合わせ、再発行の手続きができます。
当院へ受診される場合は、まず、電話でお問い合わせください。薬剤の用意をさせていただきます。
接種は3回行い、2回目は2ヶ月後、3回目はその4ヶ月後になり、最短6ヶ月かかります。十分に余裕をもって予定してください。