グーグルマップの口コミ
[2024.06.01]
グーグルマップの口コミ欄で一方的に悪評を投稿されたとして、兵庫県尼崎市で眼科医院を運営する医療法人「秀明会」が投稿者に損害賠償などを求めた訴訟の判決が31日、大阪地裁であった。山中耕一裁判官は「名誉を 毀損きそん し、社会的評価を低下させた」とし、投稿者に200万円の賠償と投稿の削除を命じた。
判決によると、投稿したのは大阪府豊能町の女性で、遅くとも2021年に、マップ上に表示された眼科医院に関する情報で、「何も症状がないのに勝手に一重まぶたにされた」などの内容を書き込んだ。山中裁判官は判決で「患者から承諾を得ることなく、勝手な医療行為をするとの印象を閲覧者に与える」と判断した。
グーグルマップへの口コミへ、非常に悪質な内容を書き込まれることが多くの医療機関で発生しています。それによって営業妨害に該当するような内容もあるようです。それに対して、裁判所の判決がでています。表向きには匿名で書き込めるからと気軽に投稿されるようですが、請求によって投稿元は開示され、その内容は公表されます。悪質な内容にたいしては排除されるべきだ、という判決内容です。口コミもよく考えないといけない、と思います
。グーグルマップの口コミ欄で一方的に眼科医院の悪評、投稿者に200万円の賠償命じる判決